プロフィール
華々しいMINIのラリーの歴史に、プロドライブ社の経験とワールド・クラスのドライバーのスキルが組み合わされて生まれるもの、それこそMINI WRCチームという強力なチームである。1964、1965、1967年のモンテ・カルロ・ラリーでのセンセーショナルな勝利に続き、輝かしいMINIのラリーの歴史の新たな1ページを付け加える時期が、ようやく訪れようとしている。
MINI John Cooper Works WRCの開発とFIA世界ラリー選手権のキャンペーンは、MINIからイギリスのプロドライブ社に委託された。会長のデビッド・リチャーズは、メカニックから複合材料のエキスパートに至るまで、総勢500人のスタッフに囲まれ、現在そのうちの約1/3がチーム作りに携わっている。
7人のエンジニアと8人の技術者、合計15人で構成されるテスト・チームは、たえずマシンの改良に取り組んでいる。彼らの多目的のチーム・トラックは、機器やマシンの運搬だけでなく、移動式のワークショップとしての役割も果たす。
ヨーロッパのラリーでは、それぞれ1台のマシンのために2台のトラックを使用する予定である。加えて、スペア・トラック1台とタイヤ・トランスポーター、チームのサービス・パーク設備を運ぶための車両などがチームに同行する。各イベントには、合計30トンもの荷物が運び込まれる。
技術部長のデビッド・ラップワースと密接に作業を進めるチーフ・エンジニアのデーブ・ウィルコックは、MINI John Cooper Works WRCの開発を監督するかたわら、テスト・プログラムの監督やイベント関連の調整も行う。エンジンに関しては、MINI WRCチームはBMW Motorsportのノウハウを信頼している。MINIの量産モデルに由来するターボチャージャー付き1.6リッター・ダイレクト・インジェクション・エンジンは、FIA世界ツーリングカー選手権を含む多様なモータースポーツ・シリーズに参戦するため、BMW Motorsportによって開発された。
このインタビューの中で、デビッド・リチャーズはMINI WRCチームについて、またMINIがラリーの世界に復帰することへの期待について語っている。