独自の承認プロセス

STAR ON THE ROAD.

MINI 承認タイヤ

MINI 承認タイヤにスターマークが与えられるまで

MINI 承認タイヤにスターマークが与えられるまで MINI 承認タイヤにスターマークが与えられるまで

コンセプト設計

まずタイヤとホイールはサスペンションを構成するパーツの一部として位置付けられており、新型車の開発では、そこでトータルなコンセプトを決め、タイヤ単体ではなく、サスペンション全体としての開発目標が設定されます。
この第1段階で、タイヤメーカーにコンセプトを伝え、新型車用タイヤの開発が始まります。

走行テスト

第2段階では、クルマやタイヤのプロトタイプ(試作品)を、南フランスにあるBMWグループの巨大なテスト・コースに持ち込みます。テスト車に装着されたタイヤは3週間にわたってパフォーマンス、安全性、快適性、経済性などの様々な厳しい要求基準に応えているか徹底的な試験にかけられます。
その試験は、高速(160km/h)旋回中にパンクさせてタイヤがリムから外れないか、ハンドリングやブレーキ性能が要求通りに発揮されているか等、基礎的なものから、ランフラット・テクノロジー・タイヤに対し、空気圧0kpaの状態での厳しい耐久性評価テストを行うなど、考えうる最高に厳しい条件のものまで多岐に渡ります。この厳しい試験に合格したタイヤは、すべてのタイヤ・メーカーから恐れられているタイヤ・テスト・コースであるニュルブルクリンクで全力走行し、MINI にふさわしい運動能力が発揮できているかを試験されます。

承認

この際のテストでもタイヤ単体ではなく、サスペンションを含め、トータルな評価が与えられます。
それは、サスペンションと一体で開発されることで提供できる高価値がそこにあるからです。
第3段階で、はじめてMINI の要求を満たしているタイヤが承認され、その証である★(スターマーク)が与えられます。

MINI の承認タイヤはなぜ日本の道路環境に適しているのか

タイヤの検討は車両開発の早い段階から行われ、ベンチ上や世界各地での実走テスト、ホイールとのマッチングなど多岐にわたる試験が繰り返されます。
また、この間に海外での試験だけではなく、日本でもテストが行われます。
日本の環境は、高速道路の特殊舗装(排水性を持つ高規格舗装)など他の国との違いをテストし、評価を本社の開発部門にフィードバックします。

海外で開発し、テストするだけではなく、実際にドライブを愉しむ日本でもテストを行っているため、日本での運転環境に適したタイヤと言えるのです。